第6 回アドバンス修了生合同写真展「Harmony」無事に終了しましたっ!
こんにちは。竹内悠貴(たけうちゆき)です。
写真撮影や動画作成の講座を開催したり、商品写真の撮影・プロフィール写真の撮影など承っています!
第6 回アドバンス修了生
合同写真展「Harmony」
無事に終了しましたっ!
お忙しい中、ご来場いただいた皆さま
ありがとうございましたっ!!!
行きたいけど…体調が…
とメッセージして来てくれた友人も多くて…
会えないのは残念だったけれど
心を、気持ちを、寄せてくれたことが
とってもとっても嬉しかったです。
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って、もう1週間も前なのだけど
ようやくまとめて発信するパワーが
ほんのちょっとだけ戻って来ました(笑)
—
【展示作品について】
『Impression -湿-』
記憶と現実と印象
雨のあと 空気に混じるしっとりとした湿度
雨粒のような ポツポツと咲き始めた紫陽花
—
目で見えてはいない。
けれど感じている世界がある。
写真は真実を写すとは言うけれど
目に見えない世界をも
写真は写し出すことができる。
カメラを使って
目には見えない
「印象」を描きたい。
それがImpressionシリーズ。
今回の作品で表現したかったのは
夏少し前の時期の
肌に馴染む湿度を含む空気感。
ぽつぽつと咲き始めた紫陽花が
重なり合う中に含まれる
その空気感を感じてもらえたら嬉しいです。
空間を繋ぐ和紙プリント
展示期間中、毎日作品を眺めているうちに
「そうか、和紙には繋ぐ役割があるんだ」と気づきました。
(あくまでもわたしの主観ですが)
現実と作品の境界線があいまいに
互いの空間が混ざり合う感じ。
作品の中の紫陽花の中に引き込まれる
紫陽花の花がこちら側に広がってくる
相反する不思議な感覚が
「空気」を感じさせる。
作品と現実の空間を繋いだのが
和紙のプリント。
触ろうとする人が何人もいるほど
何かが繋がっている感覚があったのかもしれません。
(いや、作品には触れちゃダメなのよ・・やめてね笑)
「和紙プリントしよう!」と決めた時には
そこまでの効果を見越してはいなかったのだけど
いわゆる普通の写真プリントだったとしたら
こちら側(現実)とあっち側(作品)は
別の空間となっていたんじゃないかな。
窓を介して見ている、外の景色のように。
プリントの奥へと引き込む
見ているこちら側へ広がってくる
空気感・空間を感じてもらいたい
と思って作った作品に
ピッタリのプリントだったなー。
と、自画自賛しています。
今回プリントをお願いしたのは
フォトショップHAZUIさま。
感性を汲み取ってプリントしてくださるので
安心してお任せできます。
撮ったそのままだと
ちょっと落ち着きすぎている。
なら、こんな感じでどう?
と出してもらったものはいい感じ。
できたら、もう少しだけ彩度を落としてほしい。
みたいな・・
細かい要望にも応えてくださいます!
ありがとうございましたー!!
言葉になると収束力を持つ
「テーマを決めて撮りなさい」
と、ずーーーーーっと言われていたのですが
なかなかしっくりくる言葉やイメージが湧かず
わたしのテーマってなんだろう。
何を表現したいんだろう。と思っていました。
そのテーマとなり得そうなものが
ひとつ固まったのが今回の展示でした。
Impressionシリーズは
テーマとして
ちょっとまだ上手く言葉に
できていないのだけれど…
少しずつ撮り溜めて
作品群にしたいなー
なんて野望が見えてきました。
何枚溜まったら、個展になるんだろう・・?
振り返ってみれば
すでにいくつか
これはImpressionシリーズだな
と思う作品があります。
言葉にはまとまってなかったけれど
表現したいものはずっと
変わってなかったのかもしれません。
テーマとして、言葉にまとまったことで
写真を撮ることがまた楽しくなりそうです。