写真の編集
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ゼロからじゃなくてもOK!「元の写真」からAIで作ってみた

竹内悠貴
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ゆっきー
ゆっきー

こんにちは。竹内悠貴(たけうちゆき)です。

写真撮影や動画作成の講座を開催したり、商品写真の撮影・プロフィール写真の撮影など承っています!

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はじめてのAI画像生成、やってみました!

SNSで商品をアピールする時、
「もう少し素敵な写真が欲しいな」
「なんだか地味で目を引かない…」
と悩むこと、ありますよね。

写真スタジオで撮るのは費用も手間もかかるし、かといって、複雑な画像編集ソフトを使いこなすのは大変…。

そんな時に試してみてほしいのが、「AI画像生成」!

最近よく耳にする「AI画像生成」。
でも実際にやったことがある人は、まだまだ少ないのではないでしょうか?

私もずっと気になっていたものの・・

「そもそもどう指示出し(プロンプト)したらいいの?」
「というか、趣味で楽しむだけじゃなくて、仕事で使えるレベルじゃないとねぇ」
「実物があるサービスの中でどう使うか?が問題だよね」

と、実際に撮る写真と、AI生成との兼ね合いに悩んでいたんです。

でも、使ってみないことには判断できないよね?と、試してみました。
使ってみると、「あれ?意外と簡単かも」と感じたので、今回はその体験をシェアします。

AI画像生成 4つの方法

ひとことで「AI画像生成」と言っても、実はやり方はいくつかあります。
使う目的によって、向いている方法が少しずつ違います。

①ゼロから作る(テキストだけで生成)

これは一番オーソドックスな方法。
AIに「どんな画像を作りたいか」を文章で伝えて、まっさらな状態から絵や写真風の画像を作ってもらうタイプです。

たとえば、

「白い背景に置かれた、ピンクの花のカップと紅茶」

などと入力すると、イメージに近い画像をAIが生成してくれます。

こんな方にオススメ!

・イメージビジュアルやSNSの背景素材を作りたい方
・「自分で撮るのは難しい構図」を作りたい方

②元の画像をもとに作る(画像をアップして指示)

こちらは、1枚の写真をもとにAIにアレンジしてもらう方法。
「この写真の雰囲気は残したまま、背景を変えたい」など、撮った写真をベースに使えるので、初心者にも扱いやすいです。

こんな方にオススメ!

・SNSで使う写真を“ちょっと季節感ある雰囲気”に変えたい方
・自分の撮った写真を活かしたい方

(※今回、私が試したのはこの方法です!)

③画像の一部を編集・置き換える(編集型生成)

「この部分だけ変えたい」「背景だけ直したい」というときに便利なのがこのタイプ。
AIが写真の中の一部を認識して、自然に差し替えてくれます。

たとえば、
・「手に持っているコップの色を赤に変える」
・「背景を冬の街並みに変える」
といった細かい編集ができます。

こんな方にオススメ!

・商品写真を“少しだけ修正”したい方
・既存写真を活かしながら印象を変えたい方

④画像同士を組み合わせる(コラージュ型・合成型)

2枚以上の画像を組み合わせて、新しい1枚を作る方法です。
たとえば、
・「商品写真+背景素材」
・「人物+風景」
を合成して、まるでその場で撮ったような画像を作れます。

こんな方にオススメ!

・販促用バナーや広告画像を作りたい方
・イメージカットを効率的に作りたい方

今回は、2つ目の「元の写真をもとに作ってもらう」方法を試してみました。

実際に作ってもらった画像はこちら!

(生成後の画像)

もとになった写真はこれです。

(元画像)

入力したプロンプト(AIへの指示文)はこんな感じ。

この写真に写っている「手と器」を使って、以下のような画像を作って。 

背景:白っぽいニット生地を弛ませて敷く。冬っぽくあったかい雰囲気に。クリスマスっぽい感じで華やかに可愛く。キラキラ玉ボケも入れて。 

器の中身:クリスマスっぽいカフェ・ラテを入れる 

手:赤いモフモフニットの萌え袖に。赤のラメネイルを塗って。

このプロンプトで出力された画像は、画像右上の「本、メガネ、ギフトボックス、松ぼっくり」がないシンプルなものだったので、追加で以下のプロンプトを入れました。

背景に、読書タイムな雰囲気を追加して

これで出力された画像が、一番上の画像です。

意外とざっくりな指示でも大丈夫なのにびっくりします。

出力結果の画像を見て、AIっぽいな、これは実際の写真で撮れないのでは?と思う部分も正直あるかもしれません。

ですが、使い方次第(指示出し次第)では、もっと洗練されて、本物に近い雰囲気に仕上げることもできるのでは?!と思わせる仕上がりで、びっくりしました。

私が感じた「AI画像生成」のすごいところ&やってみて分かったこと

AIと聞くと身構えてしまいますが、実際に使ってみると、驚くほど簡単でした!

とにかく簡単!

操作はとてもシンプルで、画像をアップロードして、「こんな風にしてね」と日本語で指示(プロンプト)を出すだけ!

AIの専門知識は不要。「光を柔らかくして」「背景をカフェにして」など、言葉で伝えるだけでOKなんです。

元の画像を活かしたいなら「Gemini」がおすすめ!

何回か試した中で、「Gemini」は、元の写真の雰囲気や構図をしっかり生かして、自然な仕上がりにしてくれる印象でした。

一方で、「ChatGPT」の画像生成は、元の写真にあまりこだわらず、AIらしいガラッと大胆な変化をつけてくることが多かったです。

プロンプト(指示)の出し方が重要!

1回目に出力された画像が、一番精度が高いと感じました。

何度も何度も修正を重ねると、なぜか最初の指示からズレていってしまうことも…。

だからこそ、最初の指示で、しっかり具体的にイメージを伝えるのが成功のコツです!

ちょっと残念だった点&解決策

まだまだ使いこなせていないので、AI側の問題というよりも、わたし側の問題かもしれませんが、ここはちょっと残念!という部分もあります。

縦横比の変更はできない場合がある

元の画像がスクエアだと、出力される画像もスクエアに。

「5:4のサイズに変更して」と指示を出しても、出力はスクエアのまま・・笑。ということもありました。

明るさや色味の調整

AIに「もっと明るくして」と指示するよりは、AIが生成した画像をスマホの編集機能でサッと調整した方が早くて確実だと感じました。自分好みにできますしね!

chatGTPはしれっと画像を偽造してくる笑

右手でカップを持った写真をもとに、と指示出ししているのにも関わらず、出力された画像は「左手で」カップを持った画像。(なんでよ・・)

しかも、カップと手のバランスが微妙におかしくて、妙に手が大きいというか、カップが細いというか・・。

AI感が強い画像で思わず笑ってしまいました。

でもこれだと、「(仕事で)使える」とは言えないのだよねー。
完全に嘘になってしまうもの。そう思いませんか?

まず一歩!やってみませんか?

「AI画像生成」は、専門的なスキルがなくても、あなたのSNS販促用の写真を劇的にレベルアップさせてくれる、心強いツールです。

「難しそう」と敬遠せずに、まずはお気に入りの商品写真1枚を用意して、AIに「これを背景だけおしゃれなカフェのテラス席に変えてみて!」と指示を出してみてください。

やってみると、「なんだ。こんなに簡単なのね!」と感じるはず。

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