すもももももももものうち♪
って早口言葉、ありましたよね?
こんにちは。竹内悠貴(たけうちゆき)です。
写真撮影や動画作成の講座を開催したり、商品写真の撮影・プロフィール写真の撮影など承っています!
実家から、大量のすももをもらいました。
父が定年前に田舎の畑に植えたすももの木。
7〜8年たって、ようやく実をつけるようになったそうで。
「桃栗三年柿八年」とはよく言いますが、果樹は実をつけるようになるまでが大変なんですね。
去年は数個だったそうなので、今年この量なら、きっと来年以降はもっと実るに違いない!うん、楽しみー!!(育てず食べる担当のお気楽娘で申し訳ない・・笑)
すももは生で食べるのが大好きなんですが、さすがにこの量全てを食べ尽くすのは、夫婦2人ではちょっと厳しい。それにおすそわけって言っても、なかなかこの時期難しいですし。
ということで、ジャム作り。
全部ジャムでもよかったのだけど、コンポートにするのが手軽でおいしかったので、半分はコンポートにしました。
材料
- すもも 12個(約500〜550g)
- 砂糖 80g
- お水 200ml
作り方
- すももと砂糖、お水を圧力鍋へ入れ、ふたをして加熱。
(我が家では、アサヒのゼロ活力鍋を愛用しています♡今回は白い重りを使用しました) - 圧力がかかったら、火を止め圧力が抜けるまで待つ。
- すももの皮がむけているので、取り除いて瓶詰めに。シロップも皮を避けて瓶の中へ。
- 残った皮とシロップはミキサー(ブレンダーでも)にかけ、鍋に戻して5分ほど煮詰める。アクが出てくるので取り除く。これはすももシロップとして、ちょっとだけ水や炭酸水で薄めて飲んでも美味しいです。
材料
- すもも 18個(約650g)
- 砂糖 260g(すももの全重量の40%)
作り方
- すももから種を取り除き、実と皮はミキサーにかける。
- 種と①、砂糖を鍋に入れ、煮る。
- 20分ほど煮詰め、ほどよくとろっとしてきたら完成。
- 種の周りの果肉がもったいないので、ジャムとして一緒に煮てしまいます。種周りの果肉は煮ると実離れが良くなります。瓶詰めするときは、種部分は避けて別にしておくのがおすすめ。
せっかく撮るのだから、可愛く撮りたい!!
「ゆっきー先生のジャムの写真が可愛すぎるから、わたしの(作ったジャムの)写真上げられない〜!」
って、生徒さんに叫ばれちゃいました(笑)
いやいや‥
撮ったもん勝ちだって!!
アップしたもん勝ちだって!!
とは言うものの、そう言いたい気持ち、とってもよくわかります。
だからね。わたし、今回もこんなに苦戦したぜ!っていう、基本的に絶対見せない、否、見せたくない写真、お見せします。
(ここで注目すべきは、今回も!ってとこです。つまり毎回だね笑)
そもそも、どれくらい撮影したか、っていうと、今回は78枚撮影したらしい。
多いのか、少ないのか、はわからない・・。
たくさんのすももがあるんだよー!!が撮りたくて。
シンプルにボウルに入れたもの。
ちょっと下にキッチンクロスを引いてみる?
すももをボウルの外に転がしてみる?
クロスのくしゃっと度合いはどれくらいがいい?
すもも、手に取ってみる。→目立たないな・・
がぶってかじってみる?
こんな感じの試行錯誤の結果。
採用写真はこちらの2枚。
ジャム瓶の方が、今回はとっても難産でした・・!!
ランダムに並べてみるも、バランスが気に食わない。
手で持ってみたけど‥いまいちしっくりこない。
なんだかしっくりこなさすぎるので、今日はやめるか‥と一度は撮影を放棄(笑)
お?なんだか今見ているこの角度、すごくコンポートの色が綺麗に見えるんだけど?!ってことで撮影再開。
順光の方が色が綺麗に出る!けど背景が・・ひどい笑
背景が美しくないので、背景ボード、持ってこよう!
シンプルに。うーん、下のテーブルの色、背景の白の組み合わせがあまり好みじゃないな。
下にも白の背景ボードを敷いてみよう!!うん、まとまってきたけど、可もなく不可もなく。
絵にボリュームを出したいから、他のジャム瓶も背景に入れてみる。
色合いが寂しいから、グリーンをプラスしてみよう。(造花のオリーブを追加)
最初よりは、かなり良くなってきた気がするけど、わーい!可愛い!!キャピッて感じが足りないんだよねー・・うーん。
やっぱり順光では、キラキラ感が足りない!ということで、向きを変えて。
もしかしてキッチンクロスがうるさいかもしれない・・後ろへ下がってもらおう。
本物のすもも、置いちゃおう!うん!可愛い!!
で、ようやく、最初にお見せしてる、写真になったのですー。
(書いてみるとほんとに長い試行錯誤です・・)
撮っている間に、少し暗くなってきてしまったし、綺麗な白でないと赤の可愛さが出ないので、RAW現像で色味・明るさを整えて、完成です。
Before
After
試行錯誤しているときは、うーん、、うーん!!って大変ではあるのだけど、お気に入りの写真が撮れた瞬間、それまでの苦労は全部吹っ飛びます。
あぁ、ほんと可愛いなー♡
つまり、お気に入りの写真を撮るってことは、けっこう頭も心も使うこと。
今撮れた、その写真。
素敵に撮れた♪わーい!キャピ♡ってならなくて、気に食わないのだとしたら。
その写真のどこが気に食わないの?って、ひとつひとつ写真を見て、丁寧に自分の心に聞いて、工夫していくことで、「いいじゃん!」って写真に変わっていきますよ。
時には「あー、今日は全然だめだ!わかんないし、いろいろやってもうまくいかない!やめよ!!」ってこともありますし、やめちゃうのもOKだけどね^^
撮れた瞬間の快感を味わっちゃうと、頑張れちゃうんですよね。
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例えばこれとか。
楽しくカメラと仲良くなって、自分の見てる世界をどんどん表現していきましょ!!