空が焼けるのは一瞬で
竹内悠貴
フォトグラファー 竹内悠貴
こんにちは。
竹内悠貴(たけうちゆき)です。
自分にとって「当たり前」なことって、そのありがたさや素晴らしさに気づかないんです。
写真を撮り始めて「当たり前」を「当たり前」と、いつものことだよね、と流さずに感じることができるようになったな、と思っていたのですが、わたし、まだまだでした。
私にとって、当たり前の冬の風物詩。
たっぷりの箱入りみかん。
祖父母がみかんを栽培していたので、みかんは買うものではなく、そこにあるもの。
毎年あるのが当たり前。
だから、特別感もなく、当たり前すぎて、実は一度も写真を撮ったことがなかったんです!!
他のフルーツだったら撮るのに。
(それに気づいてびっくりした)
お正月にみかん畑に行く
↑これは非日常なので撮る。
納屋にみかん箱が積み上げられていて、中にもぎっしりみかんが詰まってる
↑これもなかなか見れない風景なのでこれも撮る。
だけど、家にみかんが届いた時に、
「わーい!みかん!!ビタミン補給!!」
とは思うのに、撮ろうとはしなかったんですよね。
みかんがあるのが当たり前だから。
気づいたんだから、撮ってみよう!と撮ったのがこちら。
ビタミンカラーって、めっちゃ可愛い。
みかんの断面も可愛い。
当たり前になってしまって、気づいていないこと。
まだまだありそうです。