ピンボケ写真にサヨナラ!スマホ写真を撮るときに、押さえておきたいピント合わせの方法
こんにちは。竹内悠貴(たけうちゆき)です。
写真撮影や動画作成の講座を開催したり、商品写真の撮影・プロフィール写真の撮影など承っています!
全国出張でフォトセミナーに回っていて、いまさら気づいた、新事実。
スマートフォンで、綺麗に、上手に写真を撮りたいです!
とおっしゃる方のほとんどが、写真を撮る時のピント合わせを、「カメラ任せ」にしているコト。
「だって、写ルンですって、ピント合わせしないでしょ?シャッター押すだけじゃないですか。だから、それと同じだと思ってました!」
と、昨日教えていただいて、なるほどー!!と唸りました。
そもそもピントって?
「なんか上手に撮れないんですよね…」とおっしゃる方の写真を見せていただくと、写真を撮った時に見せたい!と思ったもの、いわゆる写真の「主役」にピントが合ってない写真ばかりなことが多いです。
まずは、ピントの基本。
「主役に合わせる」
ピントが合っていないと、不鮮明な画像になります。いわゆる「ピンボケ」ですね。
写真を撮った人は、ピントが合っていなくても、そもそも写真を撮った時に写したかったものはわかっているので、なにも問題を感じません。
が。
その写真を見ただけの人(写真を撮った人以外の全員)は、ピントが合っている部分を見せたかったんだな、と認識します。
ということは、主役にピントが合っていないと、見せたいもの、見せたかったものがそもそも伝わらない!!のです。
ピントってどうやって合わせるの?
ピント合わせは「カメラ任せ」でも、もちろん良い場合もあります。
スマホカメラを撮りたい方向に向けてしばらく待つと、カメラが勝手に主役を判断して、適当な場所にピントを合わせてくれます。
ですが。
ぜひ!カメラに、ピントはココに合わせてね!(主役はコレだよ!)と教えてあげて欲しいです。
やり方は簡単!
液晶をタップするだけ!
あ!撮りたい!
と思ったら、撮りたいものにカメラを向け、写っている画像を見ながら、主役にしたいものの辺りを画面上でタップします。
(これを、「タップフォーカス」と言います。)
「コレが主役だからね!」とスマートフォンに教えてあげるイメージです。
そして、ピントを合わせたら、シャッターを押す。
慣れるまでは、じれったいかもしれませんが、慣れればピントが合わないストレスや、ピンボケ写真から開放されるので、とってもストレスフリーになりますよ。
まずは、主役をタップ!
それからシャッターを押してくださいね。
写真を撮る時に大切にしたい大事なコト
ピントは合わせなきゃダメよ!というわけでもなくて、ピントを合わせない表現もアリ!です。
ピント合わせないとダメ!ですよね!とがんじがらめになってしまうのはもったいない。
わざとピントを合わせないで写真を撮る表現は、わたしもとってもよく使います。
例えばこんな感じ。
ピントを合わせたかったのに、ピントが合ってなかった。
は、残念写真。
「ピントを合わせる」なら、主役にしっかり合わせる。
「ピントを合わせない」なら、合わせない。
どちらかに決めましょう。
どっちもOKですよ。
でも写真の基本は「ピントを合わせる」かな(笑)
わ!自分でピント合わせやってなかったー!って方は、ぜひ!「タップフォーカス」してみてくださいね。
その他にも、iPhone・スマートフォンのカメラには知られざるスゴ技はたくさんあります。
スマートフォンで撮る写真をレベルアップさせたい!もうちょっと写真上手になりたいわ!って方はぜひ、フォトコミュニケーション協会のアイフォトグラファー・スマフォトグラファー養成講座へ。
真由先生が、熱くたっぷり教えてくれますよー!